Tcl/Tkのスクリプトを単体実行ファイルとして配布するのに使うTclkitは、ActiveTclと一緒に配布されるbasekitというのを使っておけば、検証済みの最新バージョンなので問題は少ないのですが、日本語パスやスペースを含むパスから実行しようとするとエラーになるという、何とも前時代的な制約があります。これはフリーソフトとして配布するソフトを作る時にはちょっと受け入れがたいです。そこで、その他のTclkitを手に入れるか、自分でビルドするわけですが。。。ものすごくサイズにこだわりがなければ、今時はKitCreatorのページで出来合いのものを取ってくるのが無難な入手方法です。
手動ビルド版
http://tclkits.rkeene.org/fossil/wiki/Downloads
自動ビルド版(最新版)
http://www.rkeene.org/devel/kitcreator/kitbuild/nightly/
ダウンロードファイルに拡張子.exeをつけます。
ちょっとサイズが大きいので、upxという実行ファイル圧縮ツールを使って小さくするのがお勧めです。
G:\Downloads>upx -k tclkit-8.5.18-win32-i586-threaded-xcompile.exe Ultimate Packer for eXecutables Copyright (C) 1996 - 2013 UPX 3.91w Markus Oberhumer, Laszlo Molnar & John Reiser Sep 30th 2013 File size Ratio Format Name -------------------- ------ ----------- ----------- 4378912 -> 2759968 63.03% win32/pe tclkit-8.5.18-win32-i586-threaded-xcompile.exe Packed 1 file. G:\Downloads>ls -l --block-size=KB tclkit-8.5.18-win32-i586-threaded-xcompile.ex* -rwxrwxrwx 1 yusuke 0 4379kB 2015-06-09 23:31 tclkit-8.5.18-win32-i586-threaded-xcompile.ex~ -rwxrwxrwx 1 yusuke 0 2760kB 2015-06-09 23:31 tclkit-8.5.18-win32-i586-threaded-xcompile.exe |